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800万人いる 認知症高齢者 助けてと言えない 一人暮らしの認知症高齢者を在宅で支えられるか

800万人いる 認知症高齢者

助けてと言えない 一人暮らしの認知症高齢者を在宅で支えられるか


平成25年11月24日夜、NHKの特集で上のような内容が放映されていた。
人間は今や70歳代から認知症が進み、95歳になるとほとんどの者が認知症になるという恐ろしいデータを紹介していた。
夫婦2人暮らしの家でもどちらかが認知症になれば一方が介護することにより社会から孤立していく。


例えば「他人が自分の妻の面倒を見るのは不可能だと思う」と認知症になった妻の面倒を見ている70代の男性は語る。
夫が妻を思いやることが孤立を深めていく。助けが必要とされているとの声が彼らには聞こえない。
病気の自分の姿を他人に見せたくない。
世間ではオリンピックまで7年頑張ろうねといっているが、こういう社会から隔離された生活もあるんだとその男性は涙ながらに訴える。いずれいつかは自分一人になる。誰にも頼らない暮らしをいつまで続けられるのか…


今、新しいサービスがある。成年後見人制度が脚光を浴びている。財産管理、介護保険の申請・手続きをする人だ。全国で16万人の人が後見人を利用している。
毎月20万円の年金暮らしの高齢者の男性。かつて会社を退職したころこつこつ貯めたお金が5,000万あった。それが振込詐欺・未公開株の勧誘などの被害にあって、今は自分の預金通帳にはほとんど蓄えがない。老後の余生を認知症になることによりその財産のほとんどが失われていく。

介護サービスの利用と言っても自立できるということで要介護1の認定しか受けられない。週3回、1回につき1時間のヘルパーに来てもらっている。血圧や脳梗塞の後遺症で投薬されているが、薬も毎日飲んでいない日々が増え、毎日薬の確認をできる人はいない。
自然と症状は悪くなる。
本人が住み慣れた自宅に住み続けたいという願いがある中でデイサービスやヘルパーには限界がある。
また成年後見人とても本人に施設に行くように無理に勧められない。


一人で暮らす男性のもとには
・一人で食べる配食サービスの弁当
・家の片付けられない食器やゴミ
・カラオケが好きだったという昔の自分の声が入ったテープ、今は歌えない
…など家の中はいまや雑然としている。


介護の現場では制度や環境の整備をすることに手一杯…
高齢者も自分で自分の老後を選べない。
いつかは一人になる。老いるということから目を背けず、
「助けて」と言えなくなる前に自分が選択する。それには自治体も命を守るため、取らなければならない措置もある。
認知症になる高齢者は急激に増加している。誰にも頼らない暮らしをいつまで続けられるのか…
不安は尽きない。


http://uttaeteyaru.jugem.jp/に掲載された内容の紹介です
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